職員インタビューINTERVIEW

INTERVIEW
職員インタビュー
最後の最期に大切なことを学ばせていただける、介護は人の優しさにあふれている仕事だと思います。
職員インタビュー
介護士 フロアーリーダー
村尾 一
 

村尾さんは以前の事業所で介護士として勤務し、当事業所へは相談員として就職。途中、人事異動で再び介護士として勤務をすることになりましたが、相談員と介護士、どちらがご自身にあっていると感じていますか?

介護士でしょうね。
以前の事業所から天王森へ転職した時に、漠然とステップアップするにはケアマネジャーの資格を取って、相談員になって…みたいな考えを持っていました。
介護士は介護福祉士を受験してキャリアも打ち止めみたいな印象を持っていたので。
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資格がすべてではないですからね。現在はフロアーリーダーを担っていますが、やりがいなどはいかがですか?

僕は野球が好きなんですが、リーダーをやっていると野球と重ねて考えられることがあるんですよ。
スタッフは年齢も経歴も異なるわけで、そんなスタッフが一番活躍できるポジションへ配置したり、疲れや調子を確認して、他の職員へ継投(引継ぎ)してもらったり…。
お客様の一日の生活が無事に終わるとゲームセットみたいな達成感を一緒にチームプレイで乗り切った!みたいに、みんなで一つの結果に向かっているような、そんな職場の雰囲気が好きなんです。

名監督・采配ですね。そんな名監督、村尾さんのこれからの目標は?

やっぱりお客様に満足した生活を提供したいと常々思っているので、質を上げることを目標にしています。
そのために僕は各フロアーが自分達の質を競い合うような一面があってもいいと思っています。ただ、好き勝手に行ってもいいということではないので、管理者としてしっかりとお客様の生活の質が上がることを目的にした競争を促し、職員同士が研磨しあって介護スキルを向上できるようにしたいと思っています。
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それは頼もしい言葉ですね。競い合うって視点が私にはなかったです。

当事業所は150床あり、4つにフロアー単位で分かれています。フロアー事が一つの店舗であり、フロアーリーダーは店長でいいと思います。あっちの店は人気店だ。うちを人気店にするにはどうしようか?みんなで知恵を出し合っていい店にしよう!こんなイメージですかね。
全部の店が人気店になれば素晴らしいことですし、人気店にする為のマネジメントを管理者として担えたらいいなと思っています。

仕事以外のことも聞かせてください。介護の仕事は休みがバラバラで、家族時間とか取りにくいと思ったことはありますか?

それはそうですね。友達とは調整が必要です。家内も介護士なので、僕はそれほど苦労していませんね。シフト作成時に休みの希望を聞いて反映してくれますし、平日は店が空いていていいところもありますね。旅行も宿泊費用が平日は安いですし。最近は土日仕事の業種も増えているようで、友達も平日に休みがあるので調整はしやすくなりました。福利厚生で頂いたハマスタの野球観戦チケットを持って、一緒に観に行ったりしています。
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介護について伝えたいことはありますか?

正直に話すと、どん底まで気持ちが落ち込むこともあります。お看取りを行っている事業所なので、担当したお客様が目の前で息を引き取ることもありました。悲しくて、やるせない気分にもなりましたが、娘様から『母は天王森で皆さんに見守られながら最期を迎える事が出来て幸せだったと思います。本当にみなさんにお会いできてよかったです』と言っていただけたことがありました。至らない自分達でしたが、お看取りしたお客様は満足してくれていたんだと気づかせてくれて、前を向くことができました。これからも同じ大切な時間を提供できるように、この話をスタッフみんなで共有しました。最後の最期に大切なことを学ばせていただける、介護は人の優しさにあふれている仕事だと思います。
ぜひ新しい仲間を迎えて、一緒に貴重な体験を共有したいと思います!一緒にがんばりましょう!!
 
(ありがとうございました。海外にルーツを持つスタッフが増え、昨年は英語を学びなおし、TOEIC:700scoreオーバーという村尾リーダーでした。)
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