一番は言葉の壁にぶつかったことです。
日本に来る前までは、日常会話程度の日本語は出来ていましたが、働くには専門用語が必要になります。
また、利用者様は高齢の方なので、例えば「トイレ」1つ対しても「お便所」や「お小水」といった様々な言い回しがあり、それを一つひとつ覚えていくことが大変でした。
会話の言葉だけでなく、「書く」壁にもぶつかりました。
利用者様のご家族に手紙を書くのですが、話して伝えることと書いて伝えることは、また違ってきます。
最初は一度書いた手紙を職員の先輩にチェックしてもらい、赤ペンで直してもらい、それをまた書き直していました。
独学の勉強と、周りの職員たちの手助けがあり努力して少しづつ克服しました。